“stay true to yourself”
enfanceではこの言葉をブランドミッションとして掲げています。
このミッションはブランド責任者である私自身の過去の経験に基づいています。
皆さんは自分の“好き”、大切にできていますか?
私は小さい頃からキラキラしたものに目がなく、月に1回母に買ってもらうセボンスター(アクセサリーとチョコレートが入っているお菓子)が何よりの楽しみでした。
お気に入りのアクセサリーを身に着けた自分を鏡で見たときは、どこか自信がついたように見え、ワクワクした気持ちになりました。
そんな身につけるだけで気持ちまで輝くアクセサリーに魅了され、
気づけばその小さな輝きを集めることが日々の楽しみになっていきました。
しかし小学校~中学校と進んでいくにつれて周囲から「派手すぎじゃない?」そんな言葉をかけられるようになりました。
また規律を重んじる私立の学校に通っていたため生徒の中でも悪目立ちしていたのでしょう。
先生からも「あなたは周囲から浮いている」と指摘され、両親が謝罪にかけつけることも多々ありました。
「どうして他の人と同じ行動が出来ないのか」「目立ちたがり屋だね」「変わっているね」
そんな言葉を学校の先生や親戚からかけられる度に、社会からNoを突き付けられたような気持ちになりました。
社会に適合できていない、そんな自分がどうしようもなくコンプレックスでした。
それからは周りからNoを言われることを恐れて、自分の“好き”を胸にしまい、周りに馴染むことを第一優先に生きてきました。
大学を卒業したあとメーカーへ就職し、人並みの社会人生活を送っていました。
組織の中で会社のルールに従って過ごす毎日。
本当にこのままでいいのか、過去の悔しい想いはしまったままでいいのか、
同じリズムの毎日を淡々と過ごす中でふとそんな思いになりました。
多様性という言葉があたりまえになった今の時代だからこそ
自分の過去の悔しい想いをバネにして、同じ悩みを抱える人たちが自分らしく進むための小さなきっかけになれるのではないか。
「行動するなら今だ」そう思い、退勤後すぐに飛行機のチケットをとり、現金を握りしめて現地のアクセサリー卸市場へ向かいました。
自分の想いを身振り手振りのコミニュケーションで現地の人に伝えていく中で、確かな手応えを感じブランド立ち上げを決めました。
自分が本当に素敵だなと思うアクセサリーを身に着けたい、幼い頃のドキドキワクワクする気持ちを大人になっても大切にしたいという想いからフランス語で「童心」という意味を持つ「enfance」というブランドを立ち上げました。
この自分の原体験から他人の価値観に左右されない自分らしさを大切にするという “stay true to yourself” を創業時からミッションとして掲げています。
自分の個性や在り方について悩んでいる人が一歩を踏み出すきっかけになるブランドにする、そんなビジョンを持っています。
enfance/平野 遥香